1口腔外科
親知らず、お口の中のできものが気になる方はご相談ください
口腔外科(こうくうげか)とは、虫歯や歯周病といった歯の治療だけでなく、お口の中や顎、お顔周りの疾患を専門的に扱う診療科目です。最も身近な「親知らずの抜歯」をはじめ、お口の中の粘膜にできた腫瘍(できもの)、口内炎、顎関節症、不意の怪我によるお口周りの外傷など、幅広く対応しています。
「親知らずが痛むけれど、抜くのが怖くて我慢している」「口の中にしこりがあるけれど、何科に行けばいいかわからない」といったお悩みはありませんか?お口の中の異変は、放置すると全身の健康に影響を及ぼしたり、重大な疾患のサインであったりすることもあります。
当院では、歯科用CTを用いた精密な診査・診断を行い、患者様の不安を最小限に抑えた処置を心がけています。大学病院などの専門機関との連携体制も整えておりますので、お口周りで気になることがあれば、どんなに些細なことでもお気軽にご相談ください。

2親知らずによる口腔内への影響
痛みが出る前に知っておきたいリスク
親知らずは、必ずしも抜かなければならないわけではありません。しかし、現代人の顎は小さくなる傾向にあり、親知らずが正しく生えずに斜めや横向きに埋まってしまうケースが多く見られます。このような「不完全な生え方」を放置すると、お口全体に様々な悪影響を及ぼします。
まず、親知らずと手前の歯の間に汚れが溜まりやすくなり、深刻な虫歯や、歯ぐきが激しく腫れる「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」を引き起こします。さらに、親知らずが手前の歯を強い力で押し出すことで、せっかくの綺麗な歯並びが乱れてしまう原因にもなり得ます。
また、知らず知らずのうちに手前の健康な歯の根を溶かしてしまうこともあり、痛みが出たときには手前の歯まで抜歯が必要になるという最悪のケースも珍しくありません。当院では、将来的なトラブルを未然に防ぐため、適切なタイミングでの抜歯やメインテナンスをご提案しています。
3抜歯後の注意事項
早期回復のための大切なルール
親知らずを抜いた後の数日間は、傷口が非常にデリケートな状態にあります。スムーズに回復させ、感染や余計な痛み(ドライソケット)を防ぐために、以下の注意事項を必ず守っていただくようお願いしています。
うがいは控えめに
傷口を覆う「血の塊(かさぶたの役割)」が流れてしまうと、骨が露出して激しく痛みます。当日は強くゆすぐのを避けましょう。
刺激を避ける
飲酒、激しい運動、長時間の入浴など、血行が良くなる行為は出血や痛みの原因となります。当日は安静を心がけてください。
舌や指で触らない
傷口が気になるかもしれませんが、触れることで細菌が入ったり、血の塊が剥がれたりするリスクが高まります。
お薬の服用
処方された痛み止めや抗生剤は、歯科医師の指示通りに服用してください。
万が一、数日経っても痛みが強くなる場合や、出血が止まらない場合は、すぐに当院までご連絡ください。アフターケアまで責任を持ってサポートいたします。
4対応可能な口腔症状
お口周りの「困った」は当院へ
当院の口腔外科では、親知らず以外にも以下のような様々な症状に対応しています。
顎関節症(がくかんせつしょう)
「口を大きく開けると音がする」「顎が痛い」「口が開かない」といった症状に対し、マウスピースを用いたスプリント療法などで改善を図ります。
粘膜疾患
なかなか治らない口内炎、舌の痛み、白い斑点、できもの(腫瘍や嚢胞)などの診断・処置を行います。必要に応じて病理検査も検討します。
口腔内の外傷
転倒などにより歯が折れた、抜けた、あるいは唇や粘膜を切ってしまった等の緊急処置に対応します。
小手術
歯ぐきに埋まっている歯の露出や、唇の裏にある「小帯」の切除など、機能回復のための外科処置を行います。
お口の中は自分では見えにくい場所だからこそ、不安も大きくなりがちです。当院は、お口のトラブルの「最初の窓口」として、的確な診断と丁寧な治療を提供いたします。
また、当院は「JR東京総合病院」「東京医科大学病院」「東京歯科大学水道橋病院」とも連携し、複雑な症例にも対応しております。
