1子どもの歯を大切に
生まれたての赤ちゃんに、虫歯菌は存在しません
意外に思われるかもしれませんが、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌は一匹も存在しません。では、なぜ成長とともに虫歯になってしまうのでしょうか。その原因の多くは、周囲の大人からの「伝播(感染)」にあります。
特に離乳食が始まる生後6ヶ月頃から、奥歯が生え揃う3歳頃までは、お口の細菌バランスが決まる非常に大切な時期です。この時期に虫歯菌が口内に定着してしまうと、将来的に虫歯になりやすい体質になってしまうリスクが高まります。逆に、この時期を適切なケアで乗り越えることができれば、大人になっても虫歯に悩まされない健康な歯の土台を作ることができるのです。
お子様の健やかな成長を願うからこそ、今しかできない「お口の健康のプレゼント」を考えてみませんか?当院では、お子様の成長段階に合わせた最適なアドバイスを行い、ご家族と一緒に大切なお子様の白い歯を守るお手伝いをさせていただきます。

2感染リスクが高まる
NG行動
お子様への感染を防ぐためにできること
お子様への虫歯菌の感染を防ぐために、日常生活で意識したいポイントがあります。最も注意が必要なのは、大人の唾液が直接お子様のお口に入ることです。例えば、大人と同じスプーンや箸で食べ物を与えたり、熱いものをフーフーと息を吹きかけて冷ましたり、噛みちぎったものを与えたりする行動は、感染リスクを高める「NG行動」とされています。
しかし、毎日の育児の中でこれらを完璧に防ぐことは簡単ではありませんし、過度に神経質になりすぎるのもお父様・お母様の負担になってしまいます。そこで最も効果的な対策は、「お子様の周りにいる大人の口内環境を整えること」です。
ご家族全員が定期的な歯科検診を受け、お口の中の菌の数を減らしておくことで、お子様への感染リスクを大幅に下げることができます。また、食後の食器の共有を避けるといったルールを家族みんなで共有することも大切です。愛情表現としてのスキンシップを大切にしながら、正しい知識で無理なくお子様の健康を守っていきましょう。
3虫歯から子どもを守る3つのポイント
Point 01 歯みがきは楽しく
/ Point 02 歯みがきを習慣化
お子様の歯を守るためには、毎日の「歯みがき」をいかに継続するかが鍵となります。
歯みがきは楽しく
歯みがきを「痛い」「怖い」と思わせてしまうと、その後が大変です。最初は歌を歌ったり、お気に入りのキャラクターの歯ブラシを使ったりして、「歯をみがくと気持ちがいいね」と明るい雰囲気作りを心がけましょう。上手にできたら、大げさなくらいにたくさん褒めてあげてください。

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歯みがきを習慣化
「食べたらみがく」を毎日のルーティンに組み込みましょう。寝る前の歯みがきが最も重要ですが、機嫌が悪い時は無理強いせず、まずは1分だけでも座って歯ブラシを口に入れることから始め、生活リズムの一部として定着させていきます。
当院では、お子様が「歯医者さんに行きたい!」と思えるような、楽しいブラッシング指導も行っています。ご家庭でのお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。

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お子様が自分でできるように
成長に合わせて、少しずつ「自分みがき」の練習を始めましょう。最初は上手くみがけなくても大丈夫です。まずは自分で歯ブラシを持ち、動かしてみる意欲を尊重してあげてください。自分でみがく意欲を育てることは、自立心や健康意識を育む大切なプロセスです。
ただし、お子様の力だけでは汚れを完全に落とすことは難しいため、小学校低学年くらいまでは保護者様による「仕上げみがき」が必須です。自分みがきで達成感を味わわせた後、最後はお父様・お母様が優しく丁寧に、奥歯の溝や歯の隙間などの汚れをチェックしてあげてください。
当院では、お子様の手の動きに合わせた歯ブラシの持ち方や、仕上げみがきのコツ、さらには歯を強くするフッ素塗布などの専門的なケアも提供しています。お子様が自分でお口の健康を管理できるようになるまで、私たちが段階的にサポートいたします。一生モノの「正しい歯みがき習慣」を、一緒に身につけていきましょう。

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